七回忌と御仏前

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七回忌に御仏前で営む法要とは?

一周忌、三回忌と続いて営まれる七回忌法要。御仏前で営まれる七回忌法要とは、どのような法要なのでしょうか?

 

そして七回忌法要に招かれた場合は、御仏前に何をお持ちすれば良いのでしょうか?

 

また、七回忌法要に招かれなかった場合でも、三回忌法要まで招かれた場合、何か御仏前へのお供えをお贈りするべきでしょうか?

 

 

<御仏前で営まれる七回忌法要とは?>

 

御仏前で営まれる七回忌法要は、故人が亡くなってから満6年目の同月同日(祥月命日)に営まれる法要を言います。法要の形式自体は一周忌法要と同じです。

 

年季法要は満年数マイナス1年で行いますので、平成25年に亡くなった場合、一周忌法要は平成26年、七回忌法要は6年目の平成31年に営まれます。

 

七回忌法要以降は、御仏前で営まれる法要は簡略化され、お招きする方々も内輪に絞るなど、規模がだんだん縮小される傾向にあるようです。

 

然しながら、ご仏前で七回忌の法要を営む目的である「故人を供養する」という点では変わりはありませんので、心を込めてお参りしましょう。

 

御仏前で営まれる七回忌法要は、命日に営むことが望ましいですが、親族の都合が付かない場合は、直前の土日などに営むことが多いようです。

 

縮小傾向とはいえ、どのような規模で御仏前での七回忌法要を営むかは、親族で話し合って決めます。

 

また、七回忌以降は、一人の故人の御仏前で営むだけでなく、他のご先祖様の法事や法要と併せて行うことも出来るそうです。

 

これを「併修」と言い、命日が早いご先祖様に合わせた日程で営むことが多いようです。

 

 

<御仏前で営まれる七回忌法要に招かれた場合>

 

七回忌以降は、御仏前での法要は親族や遺族で供養することが一般的ですので、地味であれば平服でも問題ないようです。

 

七回忌法要に御仏前へお供えする現金は、5千円から1万円が相場だそうです。

 

ただ、僧侶の読経の後、食事が振舞われることが多いので、その分を考慮した金額をお包みするようにしましょう。

 

 

<御仏前で営まれる七回忌法要に招かれなかった場合>

 

七回忌法要以降は親族だけで営む為、三回忌法要まで招かれた方でも今回招かれなかった場合は、特に何も御仏前へのお供えをお贈りする必要はないようです。

 

ただ、故人や遺族との縁が深く、どうしても御仏前にお供えしたい場合は、供花をお届けします。
(ただし、これも七回忌までのようです)

 

供花をお贈りする場合は、命日の午後や法要前日の午後に届くように手配します。法要当日は準備もあり、ご迷惑となりますので避けるようにしましょう。

 

また、供花は、花束でも問題ないですが、出来れば花瓶の必要がない、アレンジメントがお勧めです。

 

また弔事の場合は鉢物も問題ないですので、胡蝶蘭などの鉢物をお贈りしても良いでしょう。金額は4千円から8千円程度で、あまり大きすぎないものを選びましょう。


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