香典返しとは

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香典返しとはなんですか?

『香典返しとはなんですか?』と聞かれて、その由来やどういうものかをスラスラ言えますか?

 

香典のお返しでしょ?という以外の豆知識として、香典返しとはなにかを、詳しく見てみましょう。

 

 

<香典返しとは その1:由来>

 

日本では、平安時代以降、人が亡くなると近親者は忌中(四十九日まで)は自宅に引き籠り、喪に服していたそうです。

 

その為、葬儀の準備や火葬や土葬の準備は、近所の人をはじめ、大勢の人々の手によって行われていたそうです。

 

こういった方々への食事の炊き出しで、葬儀では多くの食品を必要とした為、香典として『米』を持ち寄り、香典返しは行わなかったそうです。

 

ただし、近親者の葬儀でお世話になった方々は、他のお世話になった方のご家庭で不幸があった際、同じように香典をそなえ、葬儀の手伝いをする、というしきたりがあったそうです。

 

現代では「米」を持ち寄って炊き出しをするしきたりも無くなった為、香典は現金で供えられるようになりました。

 

また、葬儀も葬儀屋さんが仕切ることが多い為、近所の人々がお手伝いをすることも無くなり、現金で受け取った香典の借りを返す為、香典返しという品物でお返しする習慣が一般的になったそうです。

 

香典返しとは、炊き出しの米やお手伝いの代わりという、そんな由来があったのですね。

 

 

<香典返しとは その2:意味>

 

香典返しとは、以下のお礼として贈る品物と言われています。

 

1.葬儀の通夜や告別式で参列して下さった方に対しての会葬のお礼としての『会葬礼品』

 

2.通夜に来て下さったものの、通夜振る舞いを断り、帰ってしまった方への通夜振る舞いの代用品としての『通夜返し』

 

3.香典を頂いたことへのお礼としての『香典返し』

 

4.法事などで参列して下さった方への『御礼』

 

5.葬儀を手伝って下さった方への『御礼』

 

 

<香典返しとは その3:香典返しを贈る時期>

 

一般的には四十九日の忌明けの法要後に贈るものとされていますが、葬儀や告別式の際、当日お渡しする『当日渡し』として贈ることがあるそうです。

 

尚、神道では三十日祭か五十日祭、キリスト教では亡くなってから1か月後の追悼ミサの際、お贈りすることがあるそうです。

 

 

<香典返しとは その4:香典返しの品>

 

香典返しに贈られる品は、後に残らない、消えものといわれる消耗品や食品を贈ることが一般的です。

 

消耗品を贈るのは、不幸が残らないように、とか、不幸が起こらないように、という願いを込めた為だそうです。

 

また、お茶は、お茶を飲みながら故人を偲んだり、タオルは白装束で仏の世界に旅立つという意味があるようです。

 

更に最近では、カタログギフトを贈り、贈られた方に好きな物を選んでいただく、というシステムが、贈られる側としても喜ばれるようです。

 

香典返しとは、奥が深いものだと思いませんか?


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