封筒に籠めるお悔みの気持ち

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封筒にお悔やみの気持ちを籠める方法とは?

家族葬や密葬で葬儀に参列出来なかった場合や、既に葬儀が終わり、事後報告で訃報を受け取ったことはありませんか?

 

葬儀が終わって間もない時は、故人の身辺整理や役所への届け出など、様々な事務手続きで忙殺されることが多々あります。

 

そんな時、お悔やみの電話や弔問に来て頂くことは、嬉しい反面、対応に追われてしまうこともあるようです。

 

お悔やみの手紙でしたら、遺族に心に余裕が出来てから、自分のペースで読むことが出来ますので、お邪魔になりませんよね。

 

そんな、お悔やみの気持ちは、手紙だけでなく、封筒にも込めることが出来ることをご存知ですか?

 

一体どのように、封筒にもお悔やみの気持ちを込めることが出来るのでしょう?

 

 

<お悔やみの気持ちが籠った封筒 その1:切手>

 

封筒に貼る切手1つでも、お悔やみの気持ちを込めることが出来ることをご存じですか?

 

以前は日本郵便(郵便局)では、封書用とはがき用の弔事用切手が販売されており、封筒に弔事用の切手を貼ることで、お悔やみの気持ちを表すことが出来ました。

 

しかし、現在では、弔事用切手は「はがき用」の1種類しか販売されていません。これでは封筒に貼るには金額が足りませんね。

 

その場合、故人が好きだった映画スターや風景、絵画などの記念切手を貼ってみては如何でしょう?

 

故人の好きだったものが印刷された切手は、「ああ、故人はこんなの好きだったよね」という故人の思い出へ誘ってくれます。

 

故人を供養するということは、故人を忘れないことです。そんなお悔やみの気持ちを込めて、封筒に思い出の切手を貼ってみてはいかがでしょう。

 

 

<お悔やみの気持ちが籠った封筒 その2:封筒は一重のものを>

 

封筒にもシンプルな一重の封筒と、縁が二重になっている封筒の2種類があります。

 

お悔やみを述べる封筒は、不幸が重ならないように、という気持ちを籠めて、シンプルな一重の封筒を選ぶようにしましょう。

 

また、封筒だけでなく、中に入れる手紙も、同じ理由で便箋は1枚に収まる様に文章を書くようにします。

 

 

<お悔やみの気持ちが籠った封筒 その3:文字>

 

お悔やみの気持ちを籠めるには、封筒の文字は薄墨で、というマナー本もあります。

 

しかし現代では、郵便番号だけでなく、宛名の住所部分も機械で読み取り、配達先毎に自動で仕分けするシステムが導入されているそうです。

 

よって、機械にも読み取りやすいよう、封筒の文字は薄墨ではなく、しっかりしたインクで記載します。

 

しかし、お悔やみの気持ちを籠める為に、カラーインクではなく、黒インクの万年筆または黒いボールペンで記載するようにします。

 

また、封筒の宛先や住所などは、お悔やみの気持ちを籠めて、自筆で書くようにしましょう。

 

 

<お悔やみの気持ちが籠った封筒 その4:封筒の色>

 

お悔やみの気持ちを籠めるには、封筒は縦長の白無地を使うようにしましょう。

 

洋式の封筒でも、縦書きで書き、閉じ口は左向きになるようにします。

 

これは、日本ではフォーマルな文章は縦書きであり、閉じ口を通常の封筒と綴じ目を逆にすることで、お悔やみの気持ちを示すことが出来るからです。

 

 

見てきたように、たった1通の封筒でも、随所にお悔やみの気持ちを籠めることは可能です。

 

今後お悔やみの手紙を送る際は、お悔やみの手紙だけでなく、封筒にもお悔やみの気持ちを込めてみてはいかがでしょう?


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