お悔やみ状で良く使われる表現とは?
お悔やみ状は、白無地の便箋や封筒を使い、封書で送ることがマナーとなっているようです。
お悔やみ状だけで送る場合は、封筒は「不幸が重ならないように」との願いを込めて、一重のものを選びます。
弔問に参列出来ない場合は、御香典と一緒にお悔やみ状を送りますが、その際は必ず現金書留専用の封筒で送ります。
尚、香典の表書きは、薄墨の筆ペンで「御霊前」「御供養物料」などとし、「御仏前」は仏式かつ忌明け後に記載します。
お悔やみ状には、忌み言葉や重ね言葉を避けることはもちろんですが、追伸も「繰り返し」となる為、記載しないようにしましょう。
それでは、お悔やみ状で良く使われる表現とは、どのようなものなのでしょう?
お悔やみ状に良く使われる表現を詳しく見てみましょう。
<お悔やみ状で良く使われる表現 その1:一般的な表現>
・謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
・ご逝去のお知らせを受け、心よりお悔やみ申し上げます。
・お嘆きいかばかりかと、胸が痛みます…
・一日も早く笑顔を取り戻されることをお祈りするばかりです…
<お悔やみ状で良く使われる表現 その2:弔問欠席のお詫び>
・本来ならば早速にも参上し、お悔やみを申し上げるべきところでございますが、
遠方のため参列出来ず、誠に申し訳ございません
・本来ならすぐにでも駆けつけてお悔やみ申し上げるべきところでございますが、
やむを得ぬ事情により、参列が叶いませんことをお許し下さい
<お悔やみ状で良く使われる表現 その3:気遣い>
・ご遺族の皆様には、心よりお悔やみを申し上げますと共に
故人のご冥福をお祈り致します
・さぞお力落としのことと存じますが、お体に障りませんよう
お祈り申し上げます
○○様のご逝去を悼み、心よりご冥福をお祈り申し上げます
・さぞご落胆のことと存じますが、どうかお体を大切に
一日も早くお心が癒されますようお祈りしております
○○様のご冥福を、心よりお祈り致します
<お悔やみ状で良く使われる表現 その4:香典同封>
・心ばかりのものを同封させて頂きます
故人のお好きだったお菓子やお花などを
お供え頂ければ幸いです
・心ばかりでございますが、
御香典を同封させて頂きましたので
御霊前にお供え下さいませ
・ここに謹んでお悔やみ申し上げ
ご香料を御霊前にお供えいたします
・寸志の香典を御霊前に捧げ
書中をもって謹んでご弔詞といたします